●東京都区一の面積を持つ東京都大田区のハチ被害状況とは
東京都大田区は神奈川県川崎市との県境に位置しており、羽田空港も存在する東京都区一の面積を持つ区域です。高級住宅街で有名な田園調布から、繁華街と住宅街が多く存在する鎌田などが存在し、居住人口が多いところです。古くからの建物なども多く、水辺も近いことからハチの被害が多い地域です。人が多いとハチ被害の相談が多いということは納得されるかと思いますが、なぜ水辺にはハチ被害が多くなってしまうのでしょう。それは川や海の近くにはスズメバチの餌になる小さな昆虫などが多く存在するため、その餌を求めてスズメバチが寄ってきてしまうからです。
多くの方はハチは蜜を餌としていると思う人も多いかと思いますが、蜂蜜は幼虫用で成虫のスズメバチはゴキブリなども含む小さな昆虫を餌として食べているのです。ここ大田区内でも飲食店の裏側の屋祢下にスズメバチが蜂の巣を作り始めて大量にスズメバチが集まっていて近寄れないなどという相談が入ります。いくら昆虫に強い人でも無防備な状態でスズメバチが大量に集まっている蜂の巣に近づくことは自殺行為です。絶対に行わないでください。スズメバチに狭い場所で襲われたらとても危険です。襲い掛かるスズメバチの飛ぶスピードは時速20キロを超えてくるので、集団でスズメバチに襲われると命の危険があります。
ここ大田区内でも毎年夏の終わりになると多くの蜂の巣駆除の電話が入ります。蜂の種類はキイロスズメバチやヒメスズメバチ、もっとも危険なオオスズメバチもありました。そのほかにもアシナガバチやミツバチといった蜂の巣駆除の依頼もあり、日本国内を代表する蜂の種類はほとんど網羅していると言っても過言ではありません。スズメバチやアシナガバチなどの被害は対岸の火事ではありません。自分の敷地だけではなく、隣の敷地にも蜂の巣ができてしまう可能性も大いにあります。そのような場合はすぐに隣の方に蜂の巣の存在を教え、蜂の巣駆除の専門業者に電話してもらいましょう。